【meaning】コンサルタントの田中です。
自分をブランディングをしていくにあたって、自分の価値観を知ることはとても重要なことです。
お客様が商品を選ぶ時には、必ず競合となる商品との比較が行われます。
スキルだけで勝負出来れば良いのですが、同等のスキルをもった人とは差別化がしにくく、価格や実績での勝負になってしまいます。
そこで必要なのは、スキルだけはでなく「お客様にとって意味があるかどうか」で勝負していくことです。
つまり「誰から買うか」ということです。
そのためには自分のスキルにプラスアルファの価値を的確に伝えることが必要となります。
このプラスアルファの価値とは、自分の価値観からくる魅力や強みのことです。
つまりお客様から選ばれるためには、魅力や強みに変えていけるような自分の価値観は何かを理解することが必要なのです。
ただし、自分の魅力は自分ではわからないものです。
是非他者目線での自分の魅力を発見するために、他者からの意見がもらえるような環境で自分の価値観について考えてみることをお勧めします。
もし自分の価値観を明確にし、それに共感してくれる相手を見つけることができれば、事業や取り組みをよりスケールさせることができるでしょう。
では、自分の価値観を知るためにはどうしたら良いのでしょうか?
今回はその方法として、以下に6つの質問を紹介します。
1.あなたはどんな価値観で育てられましたか?自分のいまの思考体系は、それらの価値観を反映しているものですか、それとも育てられたものとは違う視点で世界を見ていますか?
2.幼い頃や思春期における最も重要な出来事および経験はなんですか?それらが自分の世界にどう影響を与えましたか?
3.職場や私生活で、どんな人たちを一番尊敬していて、その人たちのどんなところを尊敬していますか?
4.一番尊敬していないのはどんな人で、なぜそんな風に思いますか?
5.これまでで最高(最悪)の上司は誰ですか?そう思うのは、その上司が何をしたからですか?
6.自分の子どもを育てたり、他人を指導するにあたり、一番伝えたいのはどんな行動で、一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
いかがでしたでしょうか。
この質問だけでも、自身の価値観や判断基準の根源となる出来事について振り返ることができたのではないでしょうか。
答えはその時々で変わるかもしれません。是非繰り返しこの質問に取り組んで見てください。